会計担当

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INTERVIEW 04

専門知識が必要な仕事を求め、簿記を取得し転職。紹介予定派遣から正社員へ。

神戸営業所/会計担当

お父様が経理の仕事をされているかたわら、お住まいのマンションの管理組合でも会計を担当されていたということから、その影響を少なからず受けていたという本田さん。電話対応が中心の営業事務のお仕事から、専門的な知識が必要な仕事がしてみたいと簿記を取得し、お父様にもアドバイスを受けながら転職活動をされたようです。マンション管理の仕事の中でも特に外からは見えづらい会計業務についてお伺いしました。

会計の仕事はフロント担当との連携が大切。
数字と対峙してマンションの動きがわかるように。

インタビュースナップ

転職活動をはじめたきっかけを教えてください。

前職は建築資材の製作会社で、それを建築現場に配送するための営業事務として働いていました。電話が鳴ったらすぐに取るといったように常に慌ただしくしていましたね。そこでのお客様とのやりとりもやり甲斐があり楽しかったのですが、専門知識の必要な仕事がしてみたいという気持ちが芽生えてきました。例えば資格が必要な職業などです。
父が勤務先の経理をしていたこと、それだけでなく住んでいるマンションの管理組合でも会計をしていました。そういう父のアドバイスもあって、まずは簿記を勉強し、その知識を活かせる会計だったり経理だったりという職業に挑戦してみようということになりました。

GMパートナーズへ入社を決めた理由をお聞かせください。

派遣会社に登録して仕事を探しはじめました。その頃ちょうど簿記3級に受かった時で、まずは紹介予定派遣としてGMパートナーズで働き始めました。女性社員が多い職場だったことも入社の理由のひとつです。当初は書類の仕分けや簡単な入力作業を任せてもらいました。その後、20物件ほど数をこなしながら、次のステップとしてワンランク上のタワーマンションや、棟が複数ある物件などを担当させてもらいました。
正社員になったタイミングは半年ほど経った頃です。紹介予定派遣でしたので、仕事が自分に合わなければ断ることもできたのですが、そういう考えは一切なくここで頑張ってみようという気持ちでした。正社員になる前に面談があり、派遣のままで働くか、正社員になるか選択できたので、正社員を希望させていただいたという流れです。

資格をもって専門知識の必要な仕事がしたいと入社されましたが、実際に入社して資格を生かせていますか?

経理とマンション会計とは、使う科目も少し違いますが、「ここで支払いがあった」「この動きはおかしいな」など、お金の動きでは繋がるところはたくさんあるので、資格を活かせていると思います。マンション管理は管理組合から委託されていますので、フロント担当との連携も大切です。特に決算のときなどは、まだ着手できていない工事の状況を把握したりします。最終的にはすべての数字を合わせて管理組合に報告書を提出しなければなりません。そこはフロント担当との連携で一番大切なところです。基本的には数字と対峙することが仕事ですが、大阪のマンションを見学する機会があり、そのときに、「このマンションは植栽にお金をかけているんだな」と理解できましたし、お客様とすれ違うときには「この方々の大切な資産をわたしたちはお預かりしているんだ」と責任感をとても感じました。

入社した頃は先輩がずっと付いてくれていました。
今では自分が後輩をサポートする立場に。

インタビュースナップ

職場の雰囲気やチームワークについてはいかがでしょうか?

新人の頃は先輩が付いてくれて細かい所から教えてもらいましたし、分からない間はずっと付いていてくれていたので安心感がありました。大阪エリアと阪神エリアでやり方の違いもありましたし、銀行にデータを送る締め日の違いもあり、スケジュール管理の面で慣れないことも多く、先輩方に手伝ってもらいながら進めていました。今では自分で管理もできるようになり、後輩のサポートもできるようになりました。
また、女性スタッフが多いことも働きやすさにつながっていると思います。前職も女性スタッフの数は多かったのですが、どちらかというと個人個人でやる仕事が多かったですし、女性特有の体調不良の日などは相談しづらい環境でした。今の職場は、まわりが先に気を遣って「しんどかったら休んでくれていいよ」と声をかけてくれます。
普段の仕事における相談も気楽に乗ってもらったり、後輩からも相談しに来てくれたりと、とても話しやすい雰囲気です。

管理組合の大切な資産をお預かりし、適正に管理する仕事。
そのこと自体が誇りであり、責任感を感じます。

インタビュースナップ

入社されて誇りに感じたことや、やり甲斐を感じたエピソードについてお聞かせください

私が担当させていただいているマンションにお伺いさせていただいた時に、とても立派なマンションで、自分が住んでいるマンションとは全く違うと感じました。管理組合の資産をお預かりし、それを自分が管理させてもらっているということ自体が誇りですし、ほどよい責任を感じながら、しっかりと適正に管理することでGMパートナーズに任せて良かったと言ってもらえることが何よりです。
直接お客様から声をかけてもらう機会はあまりありませんが、現地の管理員さんとのやり取りは多いです。管理員さんから問い合わせをもらいお答えすることもありますし、新しい管理員さんの場合だと、こちらで作成した案内文や請求一覧表の見方が分からないということもありますので、そういった説明を丁寧に行います。また、管理員さんがお客様から問い合わせを受けてもすぐに答えられないこともありますので、そういった場合の対応方法をお伝えすることもあります。自分の言葉で管理員さんの仕事にも影響があることもやり甲斐のひとつです。
また、すごく単純なことですが、初めの頃は何度計算しても合わないことがあり、先輩方に教えてもらいながら進めていました。繰り返している内に、この計算が合わないときは「ここを見ればいい」「こういう風にすれば合う」ということが自分の中で理解できました。後輩ができて、同じところで困っている姿などを見ると、そのノウハウを後輩に教えて覚えてもらうことで、自分の知識を引き継いでいってくれているなと喜びを感じています。

まだ経験していないこともたくさんある。
その仕事にも携わりオールラウンダーのようになりたい。

インタビュースナップ

今後に向けて、ご自身のレベルをさらに向上させたいこと、チャレンジしたいことはありますか?

新規物件の立ち上げからお客様に請求して案内文を送る、という一連の流れも一通り経験させてもらい、自身のステップアップが少しずつできていると感じています。これからも戸数の多いマンションまたは、複数棟、団地型、店舗が入っている複合型マンションなど、まだ経験していない物件にも携わりたいと考えています。また、マンション管理の仕事内容も勉強中なので、そこもしっかり覚えていきたいですね。
マンションの管理組合の会計は会社の経理とは違っていますし、そのマンションごとの特長に合わせたやり方や進め方を工夫していく必要があると思います。
こういったことも含めて経験していないことはまだまだあります。それらもできるようになり、いつかはオールラウンダーのようになりたいなと思っています。

最後に、GMパートナーズのキャリア制度やスキルアップ制度について、どのようにお考えでしょうか?

まだまだ自分のやることや、後輩の育成で精いっぱいだったので、あまり考えたことがなかったです。こういった制度があることは素晴らしいので、ぜひ利用させていただきたいのですが、当面の仕事で言うと会計のシステムが変わるなど何かと忙しくなりそうなので、自身のキャリアアップについてはこれからじっくり検討していきたいと思います。

Message メッセージ

はじめは難しくても
繰り返すうちに実感を
伴って理解できるように
なります。